海藻発毛マテリアル男の方をサポート!アルガス-2の効用について

海そうは髪の毛に良く、育毛効能があると昔から言われています。実際、海草原料がブレンドされている毛生え剤も多いです。しかし、海そうが髪の毛に良い理由はいまいち理解できていないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は海草に含まれる発毛マテリアルや、2つの海そうマテリアルから新たに開発されたアルガス-2の効き目について解説していきます。アルガス-2が配合されている育毛剤も紹介しますので、禿頭で悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

海草に入っている毛生えマテリアルについて

海そうにはフコイダンとM-034というマテリアルが含まれており、海そうのネバネバした部分から抽出されます。この2つのマテリアルに発毛効き目があることから、海そうは髪に良いと言われているのです。
フコイダンに発毛有効性が期待できる理由は、FGF-7という成分の生成を促進する働きにあります。FGF-7は育毛助長因子であり、毛母細胞から分泌されます。そして毛母細胞の細胞分裂を活性化させ、髪の毛の成長を促すのです。またフコイダンには毛生え効力以外にも抗アレルギー威力や、免疫力向上による抗がん作用なども期待できます。禿頭対策としてだけでなく、健康のためにフコイダンが含まれる食べ物を摂取するよう心がけてみるのも良いかもしれません。
次にM-034はミノキシジルと同じような動きをすることが分かっています。ミノキシジルは米国食品医薬品局で認められている毛生え有効原料であり、禿げ治療の外用薬として有名です。ほぼ同程度の発毛有効性が確認されている2つの原料ですが、副作用の有無という違いがあります。薬剤であるミノキシジルには副作用の恐れがあるのですが、天然材料であるM-034悪影響の恐れはほとんどありません。そのため副作用が心配な人や未成年でもM-034は安心して使うことができます。
M-034には、外毛根鞘細胞の増殖を促進する作用があります。外毛根鞘細胞は髪を支え、成長させるので、この細胞の活性化による脱け毛予防が期待できます。またM-034は血管内皮増殖因子(VEGF)と、退行期誘導因子(FGF5S)の抑制因子を生成します。VEGFは血行を助長させ、FGF5Sの抑制因子は発毛を促すため、抜け毛を予防できるでしょう。そしてM-034には、潤い保湿原料であるヒアルロン酸に負けないくらい高い保湿力があります。そのため、抜け毛の理由となる頭皮の乾燥も防いでくれるのです。

アルガス-2は髪に優しい育毛材料

アルガス-2とは株式会社キーリーで開発された発毛原料であり、M-034とぺルべチアカナリクラタエキスが調合されています。M-034は上で説明した通り、ミノキシジルと同等の毛生え効果がある天然原料です。ぺルべチアカナリクラタはフランスのブルターニュ地方でとれる海藻で、2週間以上水がない状態に置かれても死なないほど高い再生能力を持つと言われています。また保水性も高く、水しぶきしか得られないような環境でも生きられるほどです。この驚くべき再生能力と保水性を持つベルべチアカナリクラタから採ったエキスは、他の海そうから取り出したエキスよりも保湿力が優秀です。さらにベルべチアカナリクラタには、強い抗酸化能力のあるマリンイソフラボンも含まれています。そのため頭皮の酸化を抑え、結果的に育毛を促進することができるのです。
M-034とぺルべチアカナリクラタエキスを配合し、それぞれの効き目を相乗的に上げたのがアルガス-2です。天然マテリアルからできていますから、副作用の恐れもありません。

発毛原料には保湿力が大事

乾燥は脱け毛のもととなりますから、育毛剤には保湿マテリアルが含まれています。しかし、なぜスカルプが乾燥すると抜け毛が増えるのでしょうか。
肌には紫外線や雑菌などの外部刺激から肌を守るバリア作用があるのですが、この作用は潤いによって保たれています。そのためスカルプが乾燥するとバリア機能が低下し、頭部の肌に炎症が生じてしまいます。すると血液で運ばれてくる栄養や酸素が髪の成長のためではなく、炎症を治すために使われるようになります。結果、髪の毛の成長が遅れ、脱け毛が増えてしまうのです。
保湿をしただけで育毛作用が表れるわけではありませんが、保湿により髪が発達しやすい頭皮環境に変えることはできます。スカルプ環境が改善されれば、毛生え材料も吸収されやすくなり、発毛作用を実感しやすくなるでしょう。育毛剤の効力を最大限発揮させるためにも、保湿力は大事なのです。

アルガス-2配合の代表的な育毛剤

アルガス-2は、2016年9月にリニューアルされたイクオスに配合されています。株式会社キーリーと千葉頭皮環境研究会の共同調査によると、使用者の78%が3ヵ月以内に育毛助長を実感したようです。実感までのスピードが速いと刺激の強いマテリアルが含有されているのではと心配になるかもしれませんが、イクオスには天然成分が使われているから心配ありません。
イクオスにはアルガス-2だけでなく、スサビノリエキスがブレンドされています。スサビノリエキスには海草多糖材料であるポルフィランが入っており、ヒアルロン酸以上の吸水力及び保水力を持つと言われています。アルガス-2の構成材料であるM-034とぺルべチアカナリクラタエキス、そしてスサビノリエキスの3つの海藻マテリアルにより、高い発毛効能を期待できる育毛トニックとなっています。
含まれている頭部の肌・発毛ケア材料も従来は31種類だったのに対し、改定後は61種類にまで増えています。種類数だけでも進化を遂げたことが分かることでしょう。